欅坂46「黒い羊」MV感想
初見時。
MVの再生が終わって画面に映った自分の顔が、すごいしかめっ面だった。
眉根寄せすぎ。
2回目。
涙にじんでた。
苦しくなるMV。
MVの前に音源だけ聴いたときも、てちの「ぜんぶ僕のせいだ」が上手すぎて、勝手に苦しさを受け取ってしまって落ちていた。
ストーリーがあるようでないというか、すべてが意味ありげでご想像にお任せします的な感じや、セリフはなしで大きな動き、変にださい感じでバラバラの衣装とか諸々、アングラ色の濃い演劇を観た感じ。
突き飛ばして抱きしめて、と相反する行為の繰り返し。
二人が向き合ってお互いに素早くのけぞる動ききれい。
最初の方、病院のベッドの側でふうちゃん?が回っててちを突き飛ばすシーンも2人の表情と動きの対比に見とれる。
編曲でだいぶ欅の色をつけているけど、繰り返しのメロディが単調なところとか、ゆったりしたテンポとか曲調は乃木坂っぽく感じた。
イントロの雰囲気がすごく期待感あるから、単調さが少し残念。
しかし苦しくなるMVだ。
なのに何回もリピートしてしまった。
もう次は元気あるときしか見ない。
演者であるてちにとって、自分を追い込んでこういう表現することは、苦しいんだろうか。
それとも何かの代替行為、解消につながっているのか。